元の種類 | ミニブログ |
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業種 | オンラインサービス |
設立 | 2006年2月 |
解散 | 2012年1月15日 |
本社 | フィンランド ヘルシンキ |
親会社 | |
ウェブサイト | www.jaiku.com |
Jaiku(ジャイク)は、かつてあったソーシャルネットワーキング、マイクロブログ、ライフストリーミングサービスである。Twitterより1か月早くサービスを開始し[1]、それに匹敵するサービスと称されていた[2]。
Jaikuは2006年2月にフィンランドのユリ・エンゲストローム[3]とペッテリ・コポネンによって設立され[4]、同年7月にサービスを開始した。
Jaikuは2006年2月にヘルシンキに拠点を置くJaiku Ltd.によって開設された[5]。Jaikuの創設者たちは、Jaikuの短文投稿が日本の俳句 (Japanese Haiku) に似ているという理由でこの名前を選んだ[7]。また、フィンランドの先住民族であるサーミ人は、伝統的にヨイク(Joiku)を歌って物語を共有してきた[8]。
2007年10月9日、GoogleはJaiku Ltd.を買収した[5]。
2009年1月14日、Googleは、Jaikuの製品をオープンソース化して[9]、Jaikuのコードベースを積極的に開発せず、代わりに開発をGoogleの情熱的なボランティアチームに任せると発表した[10]。取引の金銭的な条件は公表されていない。JaikuチームはGoogleの次期G-phoneプロジェクトにも協力すると言われていた。新規ユーザー登録は終了した[1]。
2009年3月12日、JaikuはGoogle App Engineプラットフォーム上で再ローンチされ[11]、2009年3月13日にはJaikuEngine(jaiku.comのコードベースと同等のオープンソース)のソースコードが公開された[12]。その意図は、完全にカスタマイズ可能なマイクロブログを提供することで、企業向けマイクロブログの分野で競争することだった[13]。
2011年10月14日、GoogleはJaikuを2012年1月15日までに閉鎖すると発表した[14]。Google BuzzやiGoogleのソーシャル機能の閉鎖も同時期に発表された[15]。
2011年11月29日、元ユーザーのグループが、デジタル遺産の重要な部分を保存するために、Jaikuarchive.com - The Jaiku Presence archiverを立ち上げた[16]。オリジナルのアーカイブサイトは2014年中にシャットダウンされ、それ以降はオフラインになっている。
2020年8月現在、jaiku.comドメインはGoogleのサーバー上のエラーページにつながるようになっている[17]。
Jaikuは、PC向けウェブサイト、携帯電話向けウェブサイト、Series 60プラットフォームの携帯電話上で実行されるクライアントアプリケーションで構成されていた[18]。
Jaikuは、Jaiku Mobileクライアントソフトウェアを介してNokia S60プラットフォームのモバイルデバイスと互換性があった。ソフトウェアは、ユーザーが自分のJaikuページにソフトウェアを介して投稿を行うことができた[19]。
JaikuはAPIを公開し、プログラマがFeedalizrなどの独自のサードパーティ製のソフトウェアコンポーネントを作成することができるようにした。JaikuとTwitterとの主な違いの一つは、Flickrの写真、last.fmの音楽、携帯電話の位置情報など、他のプログラムを利用してユーザーのオンライン活動を共有するインターネットフィードであるLifestreamだった[20]。Jaikuがオープンソース化されてからは、Lifestream機能は削除された。
Jaiku.comでは、ユーザが自分の考えや意見、コメントを投稿することができた。ユーザが作成した投稿は「ジャイクス」(Jaikus)と呼ばれ、ユーザはそれらを公開するか非公開にするかを選択することができた。サイトでは、ユーザ同士が連絡を取り合うことができ、ウェブサイトやモバイルアプリケーションを介して友人と交流することができた。