この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)出典検索?"MotionStudio 3D" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2022年12月)
MotionStudio 3D
開発元 コーレル
最新版
対応OS Windows
種別 オーサリングツール
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.corel.jp
テンプレートを表示

MotionStudio 3D(モーションスタジオ スリーディー)とは、かつてコーレル株式会社が開発、発売していた3Dタイトル/オブジェクトアニメーションソフトウェア。元々ユーリードがCool 3Dとして開発・販売していた。[1]。現在はVideoStudioの上位版( Ultimate)に「3Dタイトルエディタ」として機能の一部が組み込まれている。

概要

MotionStudio 3Dは動画編集に使う映像素材を創るソフトウェアである。オブジェクト、アニメーション、エフェクトなどのテンプレートはトータルで1,000種類以上。テンプレートを使って手軽に3Dタイトルや簡易モデルが作成できる。文字を入力したり、図形を描画してそれを「押し出し」たり「回転」させることで3D化。テクスチャを適用してオリジナルのオブジェクトが作成できる。 花火、レンズフレアなどのエフェクトを192種類、雪、煙、炎などの画像をランダム発生させるパーティクル効果を50種類搭載している。[2]

3DSなどの3Dオブジェクトの入力や、パス(.AI、.EMF、.WMF)のインポートに対応。透過情報を含んだAVIに保存することで動画編集ソフトウェアVideoStudioなどで読み込むことができる。


他のソフトウェアとの違い

この節には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2023年11月)

動画編集ソフトウェア

動画を読み込み背景に配置することはできるが、カット編集などはできない。AVIやMP4で出力した上で動画編集ソフトで合成したほうが効率が良い。また、作成時フレームレートをタイムラインの上部で設定するので長めに作っておかないと、数秒でアニメーションが終わってしまう(60fpsで設定→30fpsで出力すると2秒) フルハイビジョン(1920x1080)で出力することも可能。

CorelVideoStudioUltimateのバージョン2018以降に「3Dタイトルエディター」が搭載されている[3]が、多くのプリセットやパーティクル機能などは省かれているため、3Dオブジェクトを扱いたい場合はMotionStudio3Dが必要である。

3Dソフトウェア

MotionStudio 3Dはオブジェクト自体を動かしたり、変形させることは可能で、歪ませるアニメーションもプリセットからクリックで選択できるが、ボーン設定がないため、キャラクターの腕を動かすなどには向いていない。複雑な設定ができない分シンプルなオブジェクトを動かす(地球儀を回転させるようなもの)はとても楽に作成ができる。

また、背景に画像・映像を配置することができるが、地面・空などの設定はできないため、オブジェクト設定に重力の項目が無い。パーティクル設定には「引力」「衝突」項目があるのでリアルな表現が可能。

歴史


ソフト間の連携

VideoStudioはバージョンX4以降、MotionStudio 3Dのプロジェクトデータを読み込むことが可能になっている。また、他社製ソフトウェアで使いたい場合は、透過情報を含んだAVIへ出力することも可能である。

関連項目

外部リンク

MotionStudio 3D 製品情報

脚注

  1. ^ [1] 3Dアニメーションロゴを手軽に作成できる「Ulead COOL 3D」v3.0、2000年3月31日」
  2. ^ [2] Corel MotionStudio 3D」を発表 ホームムービーにハリウッド映画のようなタイトルを!2011年8月5日」
  3. ^ 360度動画編集やレンズ補正対応の「VideoStudio 2018」、2018年2月14日」