この記事の出典や参考文献は、一次資料や記事主題の関係者による情報源に頼っています。信頼できる第三者情報源とされる出典の追加が求められています。出典検索?"Cubase" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2018年2月)
Cubase
開発元 スタインバーグ
最新版
対応OS macOS Sonoma / macOS Ventura / macOS Monterey
64-bit Windows 11 Version 22H2 以降 / 64-bit Windows 10 Version 22H2 以降[1]
種別 DAW
公式サイト Cubase | 音楽制作のすべてをカバーする DAW | Steinberg
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Cubase(キューベース)は、スタインバーグが開発したMIDIシーケンサ及びデジタル・オーディオ・ワークステーション (DAW) の機能を持つ音楽制作ソフトである。

概要

ドイツのスタインバーグ(現在はヤマハの子会社)が開発した、WindowsおよびmacOSの両プラットホームに対応するオーディオ/MIDI統合型音楽制作アプリケーション。元々はATARI ST用に開発されたMIDIシーケンスソフトであった。その後、CPU処理によるリアルタイムエフェクターであるVST (Virtual Studio Technology) という規格を提唱した事から注目を集めた。DSPによるオーディオ補助処理が主流であった当時としては画期的であった。

VSTシリーズはバージョン5まで発展を遂げた後、同社がSGIのワークステーション用に並行開発を進めていた「Nuendo」のオーディオエンジンを採用した「Cubase SX」へと刷新。その後Cubase SX 3までバージョンを重ねた後、2006年に再び「SX」を外し「Cubase 4」へと名を戻している。

同社はVST以外にもASIOというオーディオインターフェース用の独自規格を策定したことでも知られており、ASIOはデファクトスタンダードとなった。ASIOは後の主要なDAWの基礎を築いたとも言える。

バージョン

13

2023年11月2日発売[2]。「チャンネル」タブが追加されたほか、UIの全体的な刷新がおこなわれた。また、オーケストラ音源として新たに「Iconica Sketch」が搭載されるようになった。

12

2022年3月2日発売。e-Licencer SystemからSteinberg Licencingへのライセンスの認証方式の変更に伴い、USBドングルが廃止された。

11

2020年11月11日発売[3]

この節の加筆が望まれています。 (2019年12月)

グローバルトラックのキーエディター上に、テンポ、拍子、コード、ビデオなどのさまざまな種類のトラックを表示できるようになったほか、スケールアシスタント、Imager、Squasherなどの機能も追加された。

10.5

2019年11月14日発売(ProおよびArtist。Elementsのみ後日)。オブジェクト選択ツールと範囲選択ツールの結合や、「Padshop 2」の搭載などがおこなわれた[4]

10

2018年11月15日発売。High DPIサポート、VariAudio 3、ARA対応(10.0.30以降)、オーディオ・アライメント機能、Mix Consoleのスナップショット、MIDI Polyphonic Expression(MPE)の正式対応、バーチャルリアリティオーディオの作成サポート、レイテンシーモニター、AAFのサポート、32ビット整数と64ビットオーディオをサポートする新しいオーディオエンジン、Groove Agent SE 5などの機能追加・改良がおこなわれた。

10以前のバージョン

Cubase

8.5

2015年12月2日発売[5]。MIDI編集のキーエディタとドラムエディタの改良、Retrologue 2へのアップデート、VST Transitを用いたクラウドでの共同作業のサポート、既存のプロジェクトファイルからのトラックのインポート機能の追加などがおこなわれた。

8

2014年12月3日発売。「Elements」は2015年4月発売。オーディオエンジンおよびASIO-Guardなどシステム面の更新や新機能の追加が行われた[6]

7

2012年10月25日発売。

2013年1月18日に発売された「VOCALOID Editor for Cubase」に対応。同年の8月に「VOCALOID Editor for Cubase NEO」が発売。Cubase 7シリーズとおよび「VOCALOID Editor for Cubase NEO」の最新アップデータを適用することで全シリーズに対応された。

6

2011年3月発売。「Elements」のみ6月発売。

5

2009年3月発売。「Essential」のみ9月発売。

4

2006年12月発売。「Essential」のみ2008年4月発売。

SXシリーズ

3

2

1

VSTシリーズ

Cubaseシリーズ

脚注

  1. ^ System Requirements for Steinberg Products | Steinberg”. 2024年1月5日閲覧。
  2. ^ Cubase 13 リリースノート | Steinberg”. 2024年1月5日閲覧。
  3. ^ より創造力を加速させる機能を搭載した音楽制作ソフトウェアのアップデート版を発売”. Yamaha Corporation.. 2019年11月14日閲覧。
  4. ^ より創造力を加速させる機能を搭載した音楽制作ソフトウェアのアップデート版を発売 スタインバーグ ソフトウェア 『Cubase 10.5』 | ヤマハ株式会社のプレスリリース”. 2024年1月5日閲覧。
  5. ^ What's new in Cubase 8.5”. Steinberg公式サイト. Steinberg. 2018年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月20日閲覧。
  6. ^ New Features : Cubase 8”. Steinberg日本語公式サイト .  Steinberg. 2015年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年5月22日閲覧。

関連項目

外部リンク