Sh15uya | |
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ジャンル | テレビドラマ |
脚本 | 米村正二 |
監督 |
田﨑竜太 鈴村展弘 |
出演者 |
悠城早矢 新垣結衣 芳賀優里亜 |
ナレーター | 松山鷹志 |
オープニング | 「over」作曲:蓜島邦明 |
エンディング | 「せカゝι)σおわ└)(せかいのおわり)」小枝 |
製作 | |
プロデューサー |
加藤和夫(東映ビデオ) 松田佐栄子(テレビ朝日) 矢田晃一(東映エージエンシー) 白倉伸一郎、武部直美(東映) |
制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2005年1月10日 - 3月28日 |
放送時間 | 月曜深夜3:12 - 3:42 |
放送分 | 30分 |
回数 | 12 |
『Sh15uya』(シブヤフィフティーン)は、2005年1月10日から3月28日まで、月曜深夜3:12 - 3:42にテレビ朝日で放送された特撮テレビドラマ作品。また、雑誌「特撮エース」にて同作品の漫画版の連載がされていた(詳細は後述)。
2008年1月23日から4月9日までCS放送局・ファミリー劇場にて放送された。
2016年7月31日から8月28日までCS放送局・テレ朝チャンネルにて放送された。
コンセプトは渋谷のようで渋谷ではない「バーチャル世界《シブヤ》」[1]を舞台に繰り広げられるアクションドラマ(ストリート系SFXアクションドラマ)。5人の15歳の少年少女らの「戦い」を描いた青春作品で、彼らの心情や葛藤も描き出している。
もともと本作品は2004年10月よりフジテレビ、トムス・エンタテインメント制作の『エクスマージュ』として半年間放送される予定であったが、制作会社が制作を断念。田﨑竜太が旧知の東映・白倉伸一郎プロデューサーに状況報告したところ白倉が制作を決意し、制作会社が東映に変更、放送期間や放送局などが変更になるアクシデントに見舞われたものの放送に漕ぎ着けることが出来た。田崎・白倉をはじめとする平成仮面ライダーシリーズの制作陣が結集している点[2]、また同シリーズの出演キャストがゲスト出演している点などが特徴。
最終話の12話のエンディングの内容を元に、全話を含めた第1話にかけてのエンディングの内容が繋がっているのも特徴。第1話のエンディングから連続して繋がっているのではなく、あくまで12話のエンディングから連続して第1話のエンディングまで繋がっているということである。また、エンディング中に後々の回で使われる登場人物のセリフが提示され、そのセリフが使われると、該当シーンは消えて別の登場人物のセリフが提示された。
凶悪犯の少女エマが起こした凶悪事件をきっかけにオオトモ教授が作成した、問題を抱える15歳の少年少女を矯正するための教育システム。渋谷(渋谷区ではなく、渋谷駅を中心とする街としての渋谷)をモチーフとしたバーチャル世界である。オオトモとイガヤによって管理運営されている。なお、本編中では映画『THE MATRIX』などに見られるような外部装置の類は登場せず、どのような方法で少年少女をバーチャル空間へと送り込んでいるのかは不明である。
ケンゴ曰く、《シブヤ》とは完璧なる教育システムであり、ギャンググループの抗争は一種の運動会であり、互いに傷つけあい争うことで逞しく成長してゆくものだという。リセットやリストアもこれを永続的に繰返させるためのもの。そしてピースとは、壊れた人間を殺害するための処刑人というよりも、むしろ悪いことをする15歳、ルール違反の15歳に対するお仕置き的存在で、本来は少年少女の成長を促すためのものであるらしい。つまり、多くの問題を抱える15歳の明るい未来のための教育システムだということである。
"壊れた"15歳をロックオンし殺すシステムであり《シブヤ》の大きな特徴のひとつである。"壊れた"15歳の手の甲には、ロックオンと同時に紋章があらわれ、近くにいる人物がピースへと姿を変え襲ってくる。ロックオンされたら素直に殺されるのが《シブヤ》のルールであり、ロックオンされた者は「いってきます」と言い、周りの者は「いってらっしゃい」と声をかける。ロックオンされたにもかかわらず生き残った者は"ヨジレ"と呼ばれる。また、ピースを殺すと、ピースは元の人間の姿に戻り何事もなかったかのように行動をする。
《シブヤ》には以下の3つのギャンググループが存在する
男性は仮面ライダーシリーズ経験者、女性は東映特撮出演経験者またはその時に売り出し中のモデル。全体的に田﨑監督への友情出演的要素が高い。DVDには映像特典としてこれらのゲスト出演部分のメイキングやクランクアップ映像が収録されている。なお、以下の役名に(ピース)とあるのはピースとなった者である。#ピースシステムを参照。
参照『宇宙船 YEAR BOOK 2006』[7]
放送日 | 放送回 | サブタイトル | 監督 |
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1月10日 | Face.01 | フィフティーンズ | 田﨑竜太 |
1月17日 | Face.02 | ボーダーライン | |
1月24日 | Face.03 | ランナウェイ | 鈴村展弘 |
1月31日 | Face.04 | ハンティング | |
2月7日 | Face.05 | デストラップ | 田﨑竜太 |
2月14日 | Face.06 | ダイブアウト | |
2月21日 | Face.07 | リセット | |
2月28日 | Face.08 | デッドエンド | 鈴村展弘 |
3月7日 | Face.09 | レヴ | |
3月14日 | Face.10 | ピースメーカー | 田﨑竜太 |
3月21日 | Face.11 | セカイノオワリ | |
3月28日 | Face.12 | リアル |
雑誌「特撮エース」No.007号からNo.010号まで連載されていた矢吹豪の漫画作品。東映監修。同名のドラマ作品の漫画化作品であるが、単なる漫画化というわけではなくストーリー展開は大幅に変更されている。また、「特撮エース」No.010号にはこれとは別に新間大悟による漫画『Sh15uya 渋谷十五』も掲載されている。こちらも同様に東映監修。
登場人物もドラマ版のものと比べて少なく、ほぼ、ツヨシ、エマ、ケンゴの3人のみでストーリーが展開される。また、ドラマ版では多く描かれていたギャンググループ同士の抗争はあまり描かれておらず、"ラブゲン"、"ブンカム"、"パルハンズ"といった名称は登場せず、アサギが少しストーリーに絡んでくるのみでリュウゴ、DJの名前は登場しない。
テレビ朝日 月曜27時枠 | ||
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Sh15uya
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