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PATA
基本情報
出生名 石塚 智昭(いしづか ともあき)
生誕 (1965-11-04) 1965年11月4日(58歳)
出身地 日本の旗 日本, 千葉県千葉市
ジャンル ロックヴィジュアル系ハードロックヘヴィメタル
職業 ギタリスト
担当楽器 ギター
活動期間 1980年〜現在
事務所 石塚屋[1]
共同作業者 X JAPANRa:IN
公式サイト PATA Official WEBSITE

PATA(パタ、本名:石塚 智昭(いしづか ともあき)、1965年〈昭和40年〉11月4日 - )は、日本のギタリストロックバンドX JAPANのメンバー[2]千葉県千葉市出身。血液型はB型。ステージネーム(屋号)はPATAだが、hideやファンからは「石塚(大)先生」と呼ばれている。由来は、漫画「パタリロ!」の主人公である「パタリロ・ド・マリネール8世」から。同単行本の44巻にPATA本人が登場している。

来歴

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人物

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使用機材

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ギター

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多数のギターを所有しているが、ここでは代表的なものを紹介する。

1955年ギブソンレスポール ゴールドトップ
1972年製ギブソン・レスポールカスタム
1959年ギブソンレスポールスタンダード
1959年ギブソンレスポールスタンダード (ブラウン・サンバースト)
1960年ギブソンレスポールスタンダード
フェルナンデス(Burny)製のエクスプローラーモデル
1964年製フェンダー・ストラトキャスター
C.F.マーチン・アコースティック・ギター
1976年製ギブソン・レスポールカスタム
その他

ヴィンテージギターを多数所有しているが、〇〇年式という言い方はあまりせず、自分の年齢より〇〇歳年上、〇〇歳年下という表現をすることが多い、また、それら使用期間が長い、使用頻度の高いヴィンテージギターであっても、消耗部品や金属パーツ以外のボディやネックには、それほど大きな打痕や塗装の剥がれといった傷は見受けられず、普段からギターの扱いや手入れ、メンテナンスに気を配っている様子が窺える。

アンプ

エフェクター
弦とピック

本人曰く「弦はけっこういい加減で、ギターによって使うゲージが全然違う。」とのことだが、これは弦のメーカーやゲージは何でも良いという意味ではなく、ギターとの相性や弾き心地、チューニングによって弦を使い分け、一種類の弦だけを使用している訳ではないという意味である。

特に顕著なのがかつてメインだった59年レスポール1号とストラトキャスターで、59年の1号を入手したところ、他のギターよりも少し弦のテンションが緩く、それまで愛用していた010-046のゲージでは音程が安定せず、強くピッキングすると音程が暴れてしまうため、その対策として弦のテンションを稼ぐために太い弦に変更した。当初はダダリオの011-049というブルースギタリストが好むような極太なミディアムゲージの弦を使用してみたが、弦を太くしたために弦のテンションが強くなりすぎ、「たま~に体調不良になるとチョーキングがし辛いとか思ったことがあって・・・(笑)」という理由と、特に音程が暴れるのが6弦や5弦といった低音弦側であったため、ロサンゼルスの楽器店で弦を色々見て回り模索したところ、最終的に高音弦側はそれまでと同じ太さで低音弦側のみ一回り太いラベラ社の010-048の弦に落ち着いたという。

音はダダリオほど明るくないけど、アーニーボールよりチューニングが安定するし、ダダリオとアーニーボールの中間くらい?とのこと。

ストラトキャスターの方は基本的にレスポールよりも長いロングスケールで、構造上、通常の状態でレスポールより弦のテンションが強くなる作りのため、ダダリオ製の009.5-044という、通常の009-042と010-046との中間の太さの弦を張っている。

なお、本人の嗜好として本来はダダリオ製の弦を好んでおり、「ダダリオ以外のメーカーのがあっても,あんまり俺の好みじゃなかったりする。ダダリオはけっこう弦がキレイだよね。ライヴが続いても持ちがいいし。」とのこと。

010-048というゲージを扱っているメーカーは2019年現在でも非常に少なく、ラベラ社を含めても数えるほどしか存在しない。

本来PATA本人が好んでいるダダリオのラインナップにも無いことからも、選択肢の少ない特殊なゲージであるといえる。

ピックに関しては、元々は厚みのある硬いヘヴィのティアドロップ型のピックを好んでいたが、ART OF LIFEのレコーディングの頃から現在に至るまで、一貫してジムダンロップ社のナイロン製の薄めのミディアムのティアドロップを愛用している。かねてよりナイロンピックを使いたいという願望はあったが、当時国内では入手しにくかったという理由で使えずにいたが、活動の拠点がロサンゼルスになったことで入手しやすくなりナイロンピックに切り替えた。同じ厚さでも他の素材のピックと比べ、特に柔らかく耐摩耗性に優れ、アタック感は薄れるが中音域が強く出やすいという特性を持つピックで、このピックに関してPATAは「昔硬いの使ってたんですけどね、あの、結構角度によって硬さって変わるじゃないですか、ちょっと角度を斜めっぽく入れると変わるんで、最初の内はちょっとやっぱりリフとか速い曲とか弾き辛かったですけど、慣れてきたらピックの長さをちょっと変えたりとか、短く持てば硬くなるし、長く持てばべろ~んっつってやらしい音するし、なんで、以外に慣れてくると便利かな?と思って。友達でも(こんな柔らかいピックを使ってる人は)あんまりいないですね(笑)」と言っている。

その言葉通り、ライヴではキレのある速いオルタネイトのバッキングや速弾きのソロから、ギター側のボリュームを絞ったクランチサウンドを用いたストロークのカッティングやアルペジオ、曲間のソロコーナーでのルーズで泥臭いブルースライクなプレイなど、ピックの当て方、持ち方、弾き方に変化を付けて実に様々な音色を操っている。

なお、ナイロンピックを愛用している著名なギタリストに、マイケル・シェンカーやPATAが敬愛するジミー・ペイジ等がいる。

ディスコグラフィ

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※X JAPANのディスコグラフィーはX JAPANの作品を参照

発売日 名義 タイトル 形態 備考
1993年11月4日 Pata PATA スタジオ・アルバム
1994年4月21日 Pata Pata's Bootleg At Nissin Power Station Shinjuku ライブVHS
1994年9月21日 Pata Fly Away シングル
1995年1月21日 Pata Project SHINE ON ME シングル
1995年7月5日 Pata Raised on rock スタジオ・アルバム
1997年6月18日 Pata Char Tribute : Psyche - Delicious コンピレーション 9曲目にYou Keep Snowin'のカバーを収録。
1998年2月21日 P.A.F. featuring Pata LOVE & FAKE シングル
1998年3月25日 P.A.F. featuring Pata Patent Applied For スタジオ・アルバム
1998年10月21日 Pata's P.A.F. SLAPSTICK LIFE シングル
1999年1月21日 Pata's P.A.F. THE BIG TIME シングル
1999年2月24日 Pata's P.A.F. PAT. #0002 スタジオ・アルバム
1999年5月1日 I.N.A,PATA,heath featuring hide hide TRIBUTE SPIRITS コンピレーション 14曲目にhideが生前に残していたデモ音源を使用した

Xの「CELEBRATION」のカヴァーを収録。

後にDope HEADzとなるメンバーによる。

1999年7月23日 Pata's P.A.F. Live ライブ・アルバム
2001年2月21日 Dope HEADz GLOW シングル
2001年4月25日 Dope HEADz TRUE LIES シングル
2001年6月6日 Dope HEADz PRIMITIVE IMPULSE スタジオ・アルバム
2002年5月16日 Dope HEADz Cafe Le PSYENCE-hide LEMONed Compilation- コンピレーション 6曲目にevening roseのshameヴォーカル版を収録。
2002年7月24日 Dope HEADz PLANET OF THE Dope スタジオ・アルバム
2003年4月 Ra:IN The Border シングル ライブ会場限定販売
2003年11月7日 Ra:IN The Line スタジオ・アルバム
2006年3月8日 Ra:IN BEFORE THE SIREN スタジオ・アルバム 台湾盤が2006年8月24日にリリース。
2007年8月 Pata PATA 直伝 IMPROVISATION GUITAR STYLE DVD ATDV-139
2007年9月1日 Ra:IN HARD RAIN & ROCKS LIVE ライブDVD
2008年3月19日 hide PSYENCE A GO GO ライブ・アルバム hide solo tour 1996 『PSYENCE A GO GO』より、

代々木第一体育館での公演を収録。

2008年4月9日 Ra:IN METAL BOX スタジオ・アルバム
2008年4月23日 hide HIDE OUR PSYCHOMMUNITY ライブ・アルバム hide FIRST SOLO TOUR '94

『HIDE OUR PSYCHOMMUNITY 〜hideの部屋へようこそ〜』

での横浜アリーナ公演を完全収録。

2009年 Ra:IN Circle/Psychogenic シングル 欧州ツアー会場限定販売
2013年12月18日 THE PINK SPIDERS

(Shame、PATACHIROLYNJOE、I.N.A)

hide TRIBUTE VII -Rock SPIRITS- コンピレーション 11曲目にピンク スパイダーのカバーを収録。

DVD

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著書

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関連項目

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出典

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  1. ^ 以前は「OFFICE GIANTS」という名称だった。これは自身が読売ジャイアンツファンであることにちなむ(日本テレビ有吉×巨人』2019年5月9日放送分より)。
  2. ^ X JAPAN エックスジャパン”. 音楽ナタリー. 2018年10月12日閲覧。
  3. ^ “「X-JAPAN」PATAが退院「工事完了!」大腸憩室炎などで手術”. スポニチアネックス. (2016年8月12日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/08/12/kiji/K20160812013152010.html 2016年8月12日閲覧。 
  4. ^ THE LAST ROCKSTARS、日本公演完走。サプライズゲストPATAとの「Rusty Nail」にも会場熱狂”. BARKS (2023年11月24日). 2024年3月9日閲覧。
  5. ^ THE LAST ROCKSTARSの日米ツアー東京公演にPATAがサプライズ登場 YOSHIKIが涙声「集まってよかったなって…」”. 中日スポーツ (2023年11月24日). 2024年3月9日閲覧。
  6. ^ 【ライブレポート】THE LAST ROCKSTARS、サプライズゲストのPATA(X JAPAN)との「Rusty Nail」に会場大熱狂”. THE FIRST TIMES (2023年11月24日). 2024年3月9日閲覧。
  7. ^ X JAPANファン必読、自伝『PATA 酔っ払いの回顧録』が発売”. YOUNG GUITAR (2024年2月6日). 2024年3月9日閲覧。
  8. ^ X JAPAN PATAの自伝本『PATA 酔っ払いの回顧録』出版決定”. amass (2023年12月12日). 2024年3月9日閲覧。
  9. ^ X JAPAN・PATA、初の自伝で怒とうの半生を回顧 近影撮り下ろしや愛用ギターの一挙公開も”. オリコン (2024年2月1日). 2024年3月9日閲覧。
  10. ^ X JAPANの酔っ払いギタリストPATAが振り返る半生が1冊に hideとの思い出、X再結成とこれから│音楽ナタリー”. ナターシャ (2024年2月1日). 2024年3月9日閲覧。
  11. ^ PATA、ほろ酔いで語りつくした自伝『PATA 酔っ払いの回顧録』発売”. スパイス (2024年2月14日). 2024年3月9日閲覧。
  12. ^ 日本テレビ有吉×巨人』2019年5月9日放送分など)
  13. ^ なお、同日にYOSHIKIの「カレーが辛かった事件」が発生している
  14. ^ YOSHIKIチャンネル 2021年5月17日
  15. ^ PATA 直伝 IMPROVISATION GUITAR STYLE DVD
  16. ^ PATA 酔っ払いの回顧録”. リットーミュージック (2024年2月14日). 2024年3月9日閲覧。

外部リンク

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