開発元 | レッドハット |
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初版 | 1999年 |
最新版 |
18.0.0.Final
/ 2019年10月4日 |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | Java |
対応OS | クロスプラットフォーム |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | アプリケーションサーバ |
ライセンス | GNU Lesser General Public License |
公式サイト |
www |
JBoss(ジェイボス)とは、Java EE(現・Jakarta EE)アプリケーションサーバ、もしくはJavaによるオープンソースソフトウェア開発コミュニティ。100以上のさまざまなプロジェクトがありJBoss.orgコミュニティによって開発、運営されている[1]。
なお、中核となるアプリケーションサーバのうち、オープンソース版については現在はJBossの名称が取り除かれたWildFlyへと改名されている。商用版にはJBoss Enterprise Application Platformの名称が用いられている[1]。
ユーザは各ソフトウェアを公式サイトよりダウンロードして自由に使える。ライセンスはLGPLである。
JBossは、Marc Fleuryらによって、1999年にEJBコンテナとして開発された。初めはEJBossという名前だったが、サン・マイクロシステムズのEJBの商標との権利問題で、後のJBossという名前に変更された。
2006年、商用LinuxベンダであるレッドハットがJBoss Inc.を買収したことにより、現在はレッドハットがJBoss Inc.の業務を引き継ぐ形でJBossプロジェクトの運営を行っている。
2007年からはレッドハットによる各種コンポーネントの組み合わせに対する保証とエンタープライズレベルでの統合品質テストを検証したJBossソフトウェアがJBoss Enterprise Middlewareとして提供されている。
オープンソースであるにもかかわらず商用サポートを受けることが出来ることと併せて、動作が他のJava EEアプリケーションサーバに比べて軽快であることから人気を博している。統合開発環境のEclipseとの連携を可能にするEclipseプラグイン、JBoss IDE(現在はJBoss Tools)の存在もJBossの人気を後押ししている。[要出典]
2008年2月には レッドハットから JBoss Enterprise SOA Platform として史上初のオープンソースによる本格的SOA製品群が提供され始めた。
2013年4月、レッドハットはJBoss Application Serverの名称を、WildFlyに改名することを発表した。この変更は、オープンソース版のアプリケーションサーバであるJBoss Application Serverが商用版のJBoss Enterprise Application Platformと似過ぎていることから、別物であることを明確に示すためであるとしている。WildFlyの名称はコミュニティにおける公開投票で決定された。同社はこれをFedoraとRed Hat Enterprise Linuxの関係に似たものだとしている。[2][1]
主なJBossプロジェクトとしては下記があげられる。
JBossは日本や世界のさまざまな企業で利用されている[3]。
アメリカでは、マクドナルド、モトローラ、HP、MCI-WorldCom、Playboy.com、EA Games(Sims Online)、アメリカ政府機関、金融機関(銀行やヘッジファンド)などの企業で稼動実績がある。
主要製品 |
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主な人物 |
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合併・吸収企業 |
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関連項目 | ||