この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)出典検索?"Gnus" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2019年5月)

Gnusニューズ、あるいはグヌース)は、GNU Emacs上で動作するニュースリーダーメールリーダEmacs Lispで実装されている。

現在どのメールリーダ・ニュースリーダでも一般的になった、記事のスレッド[要曖昧さ回避]表示という機能をいち早く実現した他、多くのアプリケーションソフトウェアに影響を与えている。

NNTPの他、MHフォルダ・POPアクセス・IMAPRSSSSH等を経由してのサーバへのリモートアクセス、emacs-w3m・nnshimbunを使ってweb上のニュースサイトや日記を読む機能等もサポートしている。

動作速度がやや遅いこと・初心者にはわかりにくいことなどが難点。 高いカスタマイズ性を誇るが、カスタマイズにはEmacs Lispが必要である。

歴史

1988年(昭和63年)にGNUSの名前で梅田政信が開発を始めた。 動作はやや遅かったが、スレッド表示機能等を持ち、圧倒的に高機能なニュースリーダとして人気を獲得した。

しばらく開発は停滞していたが、1994年(平成6年)にLars Magne Ingebrigtsenが書き直しを始め、名前を「Gnus」に変更して配付した。 その後、ネットニュースの利用はかなり減ったと見られるが、メールを正式サポートし、一定のファンを獲得している。

現在もLarsを中心に開発され、単独でだけでなく、GNU Emacsに含まれて配付されている。

関連項目

外部リンク