GNU Binutils
開発元 GNUプロジェクト
最新版
2.42[1] ウィキデータを編集 / 29 1月 2024
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
C
サポート状況 開発中
ライセンス GNU General Public License
公式サイト www.gnu.org/s/binutils/
テンプレートを表示

GNU Binutilsまたはbinutilsは、さまざまなオブジェクトフォーマットを含むオブジェクトファイルを扱うためのプログラミングツールである。わかりやすくいうと、GNUが提供しているツールのうち、バイナリのプログラミングを実装するためのツールであり[2]、そのためクロスアセンブラとして活用できる。現在のバージョンは、シグナスソリューションズレッドハットに買収された)によってBFDライブラリを使用して書かれた。binutilsの典型的な使われ方は、GCCmakeGDBなどの補助である。

コマンド

binutilsは以下のコマンドを含む:

元々binutilsのパッケージは少数のユーティリティから構成されていたが、後に関連性の高さからリンカとアセンブラ(2.5以降)も含まれるようになった。

BFDとlibopcodes

個々のbinutilsコマンドは単純な機能しかもたない。これらを組み合わせカプセル化したものとして、BFD (Binary File Descriptor) やlibopcodesライブラリがある。

最初のBFDバージョンは、David Henkel-WallaceとSteve Chamberlainによって書かれた。過去には、Ken RaeburnとIan Lance Taylorがメンテナンスを行っていた。2005年以降はNick Cliftonがメンテナンスしている。

参考文献など

  1. ^ GNU Binutils 2.42 Released” (英語) (29 1月 2024). 29 1月 2024閲覧。
  2. ^ 伊藤剛浩・川田裕貴『独自CPUで学ぶコンピュータの仕組み』、2016年3月20日 第1版 第1刷 発行、237ページ

外部リンク