基礎データ | |
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全長 | 7.7m |
全幅 | 2.95m |
全高 | 2.7m |
重量 | 15t |
乗員数 | 乗員3名、歩兵7名 |
装甲・武装 | |
主武装 | KPV 重機関銃 |
副武装 | PK (機関銃) |
機動力 | |
速度 | 100km/h |
エンジン |
KamAZ 740.14-300 ディーゼルエンジン 300hp |
行動距離 | 600km |
BTR-82とBTR-82Aの最初の試作車両は2009年12月にアルザマス機械製造工場(AMZ)で組み立てられた[1][2]。 車両は2010年の冬にテストされ、その後運用が開始された。2011年には、南部軍管区の一部の部隊がBTR-82Aを装備し始めた[3]。
V型8気筒4サイクルディーゼルエンジンであるKAMAZ-740.14-300を搭載している。
砲塔は電気駆動式の二軸安定式の統合モジュールである。武装はKPVT 14.5mm機関銃(BTR-82用)か2A72 30mm機関砲(BTR-82A用)及び連装銃として、PKTM 7.62mm機関銃を装備している。電気駆動式のデジタル二軸安定装置とTKN-4GA 昼夜兼用砲手用照準器を装備しているため、砲及び照準が安定し、車内遠隔射撃装置を用いた射撃が行える[6]。
TKN-4GA-03照準器の装備車は、暗視装置が熱映像暗視システムに強化されている。
生存性、不整地走破性、信頼性、耐用年数はBTR-80と比較し、大きく向上している。車体の内部にはスポールライナーが施されている[7]。新型無線機の搭載や新型消火装置の搭載、対地雷防護性の向上など、他にも様々な改良が施されている[8][9]。