SEEDA
生誕 (1980-11-17) 1980年11月17日(43歳)
出身地 日本の旗東京都練馬区
ジャンル ヒップホップ
職業 ヒップホップMC
担当楽器 ラップ
活動期間 2002年 -
(SCARS)
1999年 -
(ソロ活動)
レーベル EMIミュージック・ジャパン
共同作業者 SCARS
Chaki Zulu
Bach Logic
Seann Bowe
BENXNI
I-DeA
公式サイト 公式ブログ
SEEDA
YouTube
チャンネル
活動期間 2013年 -
ジャンル 音楽
登録者数 約2.04万人
総再生回数 約590万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年5月13日時点。
テンプレートを表示

SEEDA(シーダ)、本名・吉田 なおひと(1980年11月17日 - )は、日本のヒップホップMC。妻は歌手のEMI MARIAである。

略歴

私生活

2012年4月7日、自身のブログにて歌手のEMI MARIAとの結婚、彼女の妊娠を発表[3]。同年8月30日に第1子男児[4]、2017年5月29日に第2子男児が誕生した[5]

TERIYAKI BEEF

2009年1月に発売されたTERIYAKI BOYZのアルバム『SERIOUS JAPANESE』からの楽曲「SERIOUS JAPANESE」のフックの箇所の歌詞が、2006年12月発売のSEEDAのアルバム『花と雨』の楽曲「Sai Bai Men feat.OKI(GEEK)」のフックの箇所の歌詞を無断で引用していたという事と、それに連ねて「SERIOUS JAPANESE」の楽曲終盤部分の発言が聞き取りづらくなっている箇所で何か自分達を茶化す発言をしているのではとSEEDAとGEEKのOKIが推測した事がビーフの発端となる。

2009年2月17日、SEEDAが自身のブログ内にて、OKIと共に「TERIYAKI BEEF」を発表[6][7]。これを受けてVERBALは、自身のブログ内で「自分のポッドキャストの番組内で話したい」と回答[8]。VERBALからL-VOKALを通じてSEEDAに連絡され、出演に応じた[9][10]

3月13日、ポッドキャスト内でSEEDA(OKIは呼ばれていない)との対話がなされ、VERBALはSEEDAをDISした訳ではないとその事情を話し、「SERIOUS JAPANESE」の楽曲終盤部分のはっきりとした音源内容を聞かせて誤解を解こうと試み、歌詞を無断で引用した事については謝罪した。歌詞を引用した理由としては、TERIYAKI BOYZが『花と雨』を好んで聴いていた事によると述べた。また、日本でビーフを起こすべきなのかという問いかけもされ、アメリカのヒップホップの様なDISの応酬はTERIYAKI BOYZのファンおよび日本の音楽ファンの混乱を招くだけで、ヒップホップの文化の内の1つとして解釈し楽しむ事はまだできないだろうという見解を述べ、VERBAL自らはヒップホップファン以外にもアピールできる音楽を制作し、日本の音楽ファンを教育したいという意向を説明した。これについてSEEDAは、ビーフをやってみせる事自体がリスナーにヒップホップを教える最もシンプルな方法だと反論し、VERBALらのアンサーソングを用意しない姿勢を否定した。番組の最後には、フリースタイルバトルの様な展開を見せたが、VERBALは時折ごまかしの笑い声を発するなど、到底バトルと言える内容ではなかった為、SEEDAは「萎えた」とその思いをブログで投稿した[11]

その後、VERBAL以外のTERIYAKI BOYZメンバーからの回答は無かったが、SEEDAは自身のブログで「VERBALにはもうなにもない」とビーフの終了を発表。VERBALは「ヒップホップについてディスカッションが出来たので、とてもよかったと思います。」と述べた[12]

しかし、SEEDAと共に「TERIYAKI BEEF」を発表したOKIは、DISに対する回答がアンサーソングではなくVERBALのポッドキャストでの対話で行われた事、その対話が自身抜きで行われた事を受けて、再びDIS楽曲「Shall We Beef」を発表した[13][14]。これに対する回答は無く、以降特に展開はない。

ディスコグラフィー

シングル

配信限定シングル

発売日 タイトル
2008年1月30日 Monkey see Monkey do
2009年1月1日 Sai Bai Men 2 / OKI&SEEDA
2015年10月30日 BUSSIN / SEEDA, Junkman & kZm
2019年12月4日 Roppongini (feat. KAMIYADA+ & JIN DOGG)
2020年5月4日 Passports In Pockets
2020年11月6日 みたび不定職者 (feat. Jinmenusagi & ID) [Remix]
2020年12月2日 Nakamura / SEEDA & ghostpops
2021年2月28日 Nakamura (Remix) / SEEDA, ghostpops, Ralph & Kraftykid
2021年6月15日 Pa-Ke
2021年11月30日 Kawasaki Blue
2021年12月1日 FANTASMA / Jeter, Y ohtrixpointnever & SEEDA
2023年4月12日 BUSSIN 2 (feat. Daichi Yamamoto & Henny K)

アルバム

リミックスアルバム

『ROOTS & BUDS』 (2007年7月17日)

ベストアルバム

MIX CD

CONCRETE GREEN

SCARSやSD JUNKSTA、ESSENCIALなどの音源をSEEDAが収集し、DJ ISSOがミックスしたMIX CDシリーズ。

番外編

参加楽曲

出演

インターネット・テレビ

出典

  1. ^ DJ ISSO『704MUSIC DJ ISSO from SD JUNKSTA 独占インタビュー』(インタビュアー:HIPHOP-DL)。 オリジナルの2009年1月31日時点におけるアーカイブhttps://archive.is/MLs0K2018年2月14日閲覧 
  2. ^ “インタビューが文字の時代は終わった? SEEDAが設立「ニートtokyo」の裏側 - KAI-YOU.net”. KAI-YOU.net (株式会社カイユウ). (2018年1月26日). https://kai-you.net/article/49513 2020年8月25日閲覧。 
  3. ^ “SEEDAとEMI MARIAが結婚報告、EMIは妊娠中”. 音楽ナタリー. (2012年4月7日). https://natalie.mu/music/news/67445 2022年5月12日閲覧。 
  4. ^ “SEEDA&EMI MARIAに第1子誕生「今は凄く幸せです」”. 音楽ナタリー. (2012年9月11日). https://natalie.mu/music/news/76326 2022年5月12日閲覧。 
  5. ^ “「スーパー安産でした!」EMI MARIA&SEEDAに第2子男児誕生”. 音楽ナタリー. (2017年5月30日). https://natalie.mu/music/news/234694 2022年5月12日閲覧。 
  6. ^ SEEDA CONCRETE GREEN Blog feat. MoNDoH, Chris Mako - FUCK SERIOUS JAPANESE
  7. ^ 照り焼きビーフ GEEK OFFICIAL BLOG 「社会の窓があいてるぜ」Powered by Ameba
  8. ^ 僕的なアンサー…|m-flo VERBALオフィシャルブログ「ジェッ!!!」
  9. ^ SEEDA CONCRETE GREEN Blog feat. MoNDoH, Chris Mako - TERIYAKI BOYSへ
  10. ^ SEEDA CONCRETE GREEN Blog feat. MoNDoH, Chris Mako - to my homies & my haters
  11. ^ SEEDA CONCRETE GREEN Blog feat. MoNDoH, Chris Mako - 萎えた 寝る
  12. ^ 僕的なアンサー…続き m-flo VERBALオフィシャルブログ「ジェッ!!!」
  13. ^ Shall We Beef? GEEK OFFICIAL BLOG 「社会の窓があいてるぜ」Powered by Ameba
  14. ^ OKI from GEEK " Shall We Beef " - YouTube
  15. ^ “「ラップスタア誕生!」新章始動、今回もKダブやANARCHYら審査 - 音楽ナタリー”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2018年1月4日). https://amp.natalie.mu/music/news/263907 2020年8月26日閲覧。 

参考文献

外部リンク