Hareca |
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![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/00/UNO-Hareca.JPG/220px-UNO-Hareca.JPG) 宇野自動車限定発行版のHareca |
通称 |
ハレカ |
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導入 |
2006年 |
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通貨 |
日本円 (最高チャージ金額20,000円) |
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有効期限 |
10年 |
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取扱事業者 |
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販売場所 |
- Hareca取扱事業者のバス車内
- 岡山電気軌道の路面電車車内
- Hareca取扱事業者の主要な定期券売り場
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ウェブサイト |
こちらを参照 |
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Hareca対応の岡山電気軌道バス 2006年10月1日 岡山駅バスターミナルにて
Hareca対応の岡山電気軌道の路面電車 2006年10月1日 東山線・城下電停にて |
Hareca(ハレカ)は、岡山電気軌道(岡電)・東備バス・両備ホールディングス(両備バス)・下津井電鉄(下電バス)・宇野自動車(宇野バス)・中鉄バスの路線バスと岡電の軌道(路面電車)で導入されている非接触型ICカード方式による乗車カードである。
概要
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独自研究が含まれているおそれがあります。(2021年8月)
相互利用関係(クリックで拡大)- カードの名称である「Hareca」は、Hare(晴れ)+Card(カード)で、「晴れの国」岡山を快適に移動できるICカードということでネーミングされた。
- 2006年10月1日から岡山電気軌道の路面電車全線と岡山県岡山市・倉敷市・玉野市で運行されている3社の路線バス55路線で利用を開始し、2008年6月に4社の路線バスの大半の路線で利用可能となった。
- ICOCAやSuicaのようにHarecaの場合もデポジット(預かり金 500円)を払う。2000円で新規購入した場合500円のデボジット分を差し引いた残り1500円に対して、2%のプレミアムが付加され、1530円分利用が可能となっている。なおデポジットの500円はカード返却時に戻される。
- 宇野バスのみ10000円も販売している。2000円同様、500円のデボジット分を差し引いた残り9500円に対して、2%のプレミアムが付加され、9690円分利用が可能。2000円で新規購入同様、デポジットの500円はカード返却時に戻される。
- 宇野バス以外の導入社はHareca導入と同時にスルッとKANSAI協議会に加盟し、PiTaPaも導入したため、PiTaPaエリアで利用可能なカードをHarecaエリアで使用できる。
- Harecaにはプレミアムサービス(後述)などの独自機能が備わるため、PiTaPaエリアではHarecaを使用できない。HarecaエリアでPiTaPaを利用した場合はポストペイ方式となる。
- PiTaPaとICOCAが相互利用可能なため、Harecaエリアでは宇野バスを除きICOCAも利用できる。
- ちなみに、西日本旅客鉄道(JR西日本)岡山地区でのICOCA導入は2007年9月1日であったため、岡山では私鉄・バス事業者がJRに先駆けてICOCAを利用できるようになった。
- 下津井電鉄のバスのみPiTaPaのチャージに対応している。その他の導入社はHarecaだけにしかチャージできない(運賃表示器の上部または下部にこの事を記載したステッカーが貼ってある。チャージの事を積み増し(積増)と表記をしてある)。
- 2008年7月22日からは、中鉄バスが岡山電気軌道との共同運行路線のうち3路線(半田山ハイツ・津高台団地線、国立病院線、運転免許センター線)で使用される路線バス車両に導入された。
- 2012年3月19日 岡山県議会では陳情第二号「バス共通ICカード「Hareca」の宇野バス等未導入事業者の導入促進に関することについて」が採択され、2013年3月12日に導入された[1]。同年7月31日でバスカードの利用が停止となった。 2021年8月2日に、中鉄バスが岡山空港リムジンバスに導入された。同年10月1日に、中鉄バス〈残る全路線〉[2]に導入された。中鉄北部バス・備北バスは引き続きバスカードの発売・取り扱いを続けている。中国ジェイアールバスは路線移管のため、井笠鉄道はバス事業の廃止のため導入予定はなかった。 2023年12月1日 に八晃運輸が導入された。その他、岡山市コミュニティサイクル(ももちゃり)にも会員証として利用可能となっている。
- 2017年10月1日に、宇野バスを除くHareca導入社局で交通系ICカード全国相互利用サービスを開始し、Suicaなどの交通系ICカードでの利用が可能になった(片乗り入れのため、Hareca以外のエリア[3]では使用できない)。
- 利用履歴は認証を必要とする領域のみに記録されており、NFC対応のスマートフォンやタブレットでharecaカードの残高が表示できるアプリを製作することができないため、バス会社の窓口で履歴を読み出してもらう必要がある[4]
カード券種
下記の4種類が発行されている(記念カード以外は同じデザイン)。ただし、宇野バスで販売しているものだけは宇野バス独自のデザイン。
- 無記名式カード(無記名式の持参人有効のプリペイドカード。各社の電車・バス車内・表町バスセンター内の自販機でも発売されている。各社の取扱窓口にて後日、お客様登録すると記名人式カードとして使用できる。)
- 記名人式カード(カード購入時に氏名・生年月日等のお客様登録をしたプリペイドカードで、紛失時にカードの利用停止と再発行などが受けられる。各社の取扱窓口のみで発売。)
- 子供用カード(記名人式カードと同じくカード購入時にお客様登録が必要である。各社の取扱窓口のみで発売。)
- 記念カード(2006年10月1日のサービス開始時から、岡電・両備・下電の3社がそれぞれ「ICカード導入記念」の記念カードを販売していた。これらのカードはお客様登録ができない。)
- 高齢者(65歳以上)・障害者の運賃半額割引用カード(2021年10月1日に導入された。「Hareca Half(ハレカハーフ)」いう。申請は9月17日から受け付ける。岡山市民・赤磐市民のみ購入が出来るが使えない区間もある。)
定期券
当初は、2007年秋にIC定期券サービスが導入される予定であったが、前述の通り発行枚数の低迷もあり導入は延期され、2008年7月1日から「Hareca定期券」としてサービスを開始した。Hareca定期券の発行を行っていない中鉄バス以外の3社がそれぞれ発行している紙の定期券は、一部を除きHareca定期券へ順次切替えた。2008年7月22日からは、中鉄バスが発行していた国道53号線(半田山ハイツ・津高台団地線、国立病院線[5]、運転免許センター線)の紙の定期券は、岡電バスのHareca定期券へ順次切替えた。岡電・両備・下電の3社が2019年12月28日をもって紙定期券は販売終了した。宇野バス(赤磐循環バスを除く)も2013年夏に導入される予定であったが延期され、2015年5月19日から「Hareca定期券」としてサービスを開始した。現在、宇野バスが発行している紙の定期券は、一部を除きHareca定期券へ順次切替える予定。中鉄バスは2023年4月1日から「Hareca定期券」としてサービスを開始した。現在、中鉄バスが発行している紙の定期券は、一部を除きHareca定期券へ順次切替える予定。
- Harecaを自社で発行していない会社について、東備バスは両備バス発行のHarecaに付けることで対応する。中鉄バスはHarecaを2021年10月1日から発行しているが、引き続き、2023年3月31日まで(国道53号線のみ)岡山電気軌道発行のHarecaに付けることで対応していた。
- 2015年5月19日からは、赤磐市広域路線バス(赤磐・美作線)[6]でも全区間(新道穂崎 - 林野駅間)で宇野バス発行のHareca定期券を券面提示で利用可能。
- 2018年9月1日からは、井笠バスカンパニー[7](新倉敷駅 - 寄島線)[6]でも両備バス(新倉敷駅 - 玉島中央町線)と重複する区間(新倉敷駅 - 玉島中央町間)で両備バス発行のHareca定期券を券面提示で利用可能(両備バス担当便で井笠バスカンパニー発行の紙定期券の利用は不可)[8][9]。