『Code Name.1 Brother Sun』 | ||||
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CHAGE&ASKA の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル |
ポップ ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
ポニーキャニオン AARD-VARK(1995年) 東芝EMI(1998年盤) ヤマハミュージックコミュニケーションズ(2001年盤・2009年盤) | |||
プロデュース |
CHAGE&ASKA GO YAMAZATO | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
CHAGE&ASKA アルバム 年表 | ||||
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『Code Name.1 Brother Sun』収録のシングル | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Something There」 - YouTube 「めぐり逢い」 - YouTube 「can do now」 - YouTube 「HEART」 - YouTube |
『Code Name.1 Brother Sun』(コード・ネーム・ワン・ブラザー・サン)は、CHAGE&ASKA(現:CHAGE and ASKA)の17作目のオリジナル・アルバム。1995年6月28日に発売された。発売元はポニーキャニオン。
前作『RED HILL』までは年に1枚のペースでオリジナル・アルバムが発売されていたが、多忙なスケジュール(新曲のレコーディングやライブ公演)によって、ASKAが「もはや不可能では...」と公言していた。そのようなこともあり、前作からおよそ1年8か月ぶりとなる作品となった[2]。
本作と次作『CODE NAME.2 SISTER MOON』は1972年公開の映画『ブラザー・サン シスター・ムーン』から名付けられ、ASKAが映画を観た際に映像の綺麗さに感銘を受けたことが由来している。ASKAは『Code Name.1』の部分も含め、本作に映画のタイトルを付けた理由はひらめきであることを明かしている[2][3]:311-312。
1994年にはCHAGE(現:Chage)とASKAがお互い、ソロ活動を行うためにソロ楽曲の制作に向けて準備を行っていた。1995年に入り、CHAGE&ASKAとしての活動が迫っていたことがあり、更に2人の楽曲制作が活発化した[2][注 2]。この間、シングルとして発表した楽曲や、レコーディングしていった曲を合わせると、1枚のアルバムでは収まりきれないほどの曲数になっていた。2枚組にして発売する案もあったが、敢えてそれをせずに「貝殻の片方は、やがて皆の前に現れることだろう」との予告つきで、本作が発売された[2][4]。
前作では様々なジャンルの音楽を取り入れ、多彩な楽曲が収録されていたが、本作では制作途中に2人が新しい楽器に触れたこともあり、ギターサウンドを取り入れた作品が主に収録されている[2][5]。きっかけとして、CHAGEは1994年にアメリカへ旅行をした際に現地の人や音楽、さらに風景を見たことが影響しており、さらにミシシッピ州で手に入れたギブソンのギターで本作のレコーディングを行っている[3]:304-305。ASKAは、1994年に自身のソロアルバム『NEVER END』のレコーディングでアメリカ・ラスベガスへ行った時の出来事がきっかけである。ASKAはスタジオで一緒に作業を行ったケヴィン・ギルバートのギターを借り、弾き終わって、椅子の上に置いたギターが落下してしまい破損してしまった。そのギターはケヴィンがリースで使用していたギターであったことから、ASKAはそのギターを買い取り、日本で修理するために持ち帰ってきた。修理した後に弾くと今まで使用していたギターとは異なった音色を奏でたことが面白くなって、長い時間もギターを弾いていた際に楽曲が出来上がってきたという[3]:308。
当初、ASKAは本作の曲順に納得しておらず、工場でCDをプレスする前日に本作の曲順を変えたマスターを工場へ持って行って取り替えている。ASKAは「本当は許されないことだが、スタッフが僕らの納得しない限り誰も次へ進めないって思ってくれた。みんなが必死に動いてくれた。」と公言している[3]:311。
2009年11月25日には、紙ジャケット・シリーズの一環としてSHM-CD仕様でヤマハミュージックコミュニケーションズより再発売された。
本作の発売後に7月から1996年1月まで国内アリーナ60公演となるコンサートツアー『SUPER BEST 3 MISSION IMPOSSIBLE』を開催。また、2度目の海外公演『ASIAN TOUR II - MISSION IMPOSSIBLE』を台湾・香港・シンガポールで開催した[2]。
オリコン集計による累計売上枚数は75.0万枚を記録し、オリジナル・アルバムとして『TREE』から続いた連続ミリオンは前作までの3作で途切れた[6]。
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「君の好きだった歌」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 十川知司 | |
2. | 「Something There」(英訳詞:CHARLIE MIDNIGHT(英語)) | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼・松本晃彦 | |
3. | 「BROTHER」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼・十川知司 | |
4. | 「201号」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼・西川進 | 飛鳥涼・西川進 | |
5. | 「めぐり逢い」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 澤近泰輔 | |
6. | 「紫陽花と向日葵」 | CHAGE | CHAGE | 服部隆之 | |
7. | 「can do now」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼・十川知司 | |
8. | 「ベンチ」 | CHAGE | CHAGE | 十川知司 | |
9. | 「ある晴れた金曜日の朝」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 松本晃彦 | |
10. | 「From coast to coast」 | CHAGE | CHAGE | 澤近泰輔 | |
11. | 「NATURAL」 | 飛鳥涼 | CHAGE・村上啓介 | 村上啓介 | |
12. | 「NO PAIN NO GAIN」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼・澤近泰輔 | |
13. | 「HEART」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 十川知司 | |
合計時間: |
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※シングル収録曲は、「HEART/NATURAL/On Your Mark」・「めぐり逢い」・「Something There」の項目を参照。