CMJK
出生名 北川 潤きたがわ じゅん
生誕 (1967-08-21) 1967年8月21日(56歳)
出身地 日本の旗 日本宮城県仙台市
ジャンル テクノポップ ほか
職業
担当楽器
活動期間 1985年 -
事務所
共同作業者 Cutemen
公式サイト cmjk.work

CMJK(シーエムジェイケイ、1967年8月21日 - )は、日本音楽家作曲家編曲家音楽プロデューサーDJCutemenのメンバーであり、電気グルーヴの元メンバー。本名、北川 潤(きたがわ じゅん)。

概要

宮城県仙台市出身。テクノバンド「Cutemen」での活動を一旦終了し[1]若王子耳夫高橋嵐が脱退した後の1990年電気グルーヴに加入。電子楽器プログラミング作曲を担当した。

電気グルーヴ加入後に石野卓球ピエール瀧より芸名で活動することを要求された事から、尊敬するDJ「カット・マスター・スウィフト(Cutmaster Swift)」にあやかって「カット・マスター・ジュン・キタガワ」、略してCMJKとした。現在もこの芸名は使用され続けており、今となっては本名よりもこちらを好むという。これがもし考え付かなかったら、メンバーから「ゲンゴロウマル」という芸名がつけられるところであった。2019年にはカローテとしてTwitter上で石野卓球に誕生日を祝われ続ける。

1stアルバム『FLASH PAPA』発表後は電気グルーヴを脱退。その理由に関しては、当時マスコミによってメンバーとの不仲説などいくつかの憶測が囁かれていたが、実際のところは人気グループの一員として楽に活動し、定期的に印税を受け取り、既成のロックバンド的プロセスを踏んでいくことに対し疑問を抱いた結果、いちダンスミュージックプログラマーとして折り合いをつけた末の決断だったとファンクラブの会報では語っている(マスコミ向けに行った脱退会見では、全裸で会見に臨んだ石野と瀧をバックに「もうこんな奴等とはやってられません」とコメントしている)。後に「ザ・インタビューズ」上では、『FLASH PAPA』レコーディングの為マンチェスターに赴いた際、隣のスタジオで作業をしていたCANDY FLIPとの出会いが契機であったと語っている。バンド脱退後から現在に至るまでもメンバーとの付き合いは続いており、電気グルーヴ10周年企画アルバムThe Last Supper』にも参加した。

電気グルーヴ脱退後は、ピコリンとCutemenとしての活動を再開し[1]、さらに元M-AGEの梶原裕司と共にCONFUSIONを結成[2]。それと同時にゴッサムシティ、C.T.Scan、Alex incの変名でも活動。石野卓球や砂原良徳と共に1990年代のジャパニーズテクノシーンの一翼を担う。『キーボードスペシャル』誌での連載「CMJKのGROOVE CONTROL(グルコン)」は、砂原良徳による「まりんのキーボードスペシャル」と並んで、若手クリエイターに支持された。

自身のソロ・ユニットC.T.Scan名義ではデリック・メイ、カール・クレイグ、UR 等と共演。日本初の国産テクノ・レーベルFROGMAN RECORDS第1弾リリースとなった楽曲『COLD SLEEP』は、英国を始め欧州各地で話題となり、ラジオでのパワープレイと好セールスを記録した。

ソロ活動としては他にも、膨大な数のアーティストのプロデュース、作曲、編曲を続けている。その主な顔ぶれは浜崎あゆみ佐野元春少年隊PENICILLINV6ユースケ・サンタマリア猿岩石キャイ〜ン篠原ともえKICK THE CAN CREW東京パフォーマンスドールFLIP-FLAP片瀬那奈THC!!OVAマクロスプラス』(サウンドトラック参加)など多数[3]2000年には、テレビドラマバーチャルガール』(日本テレビ)のオープニングテーマをはじめとするサントラCDの作成も手がけた。自身のクラブイベント「BOO」でもDJとして活躍している。

近年では不定期ながらCMJK名義でソロライヴも行なっており、Cutemenピコリンをゲストヴォーカリストに迎えてライヴパフォーマンスを展開している。自身のバンドは「Clockwork yellow」。

作品

CMJK

電気グルーヴ

Cutemen(CMJKとPicorinによる音楽ユニット)

C.T.Scan(CMJKのソロ・ユニット)

ALEX inc.(CMJKのユニット)

主な提供作品

この節の加筆が望まれています。

アーティスト名は、あいうえお順。

麻生夏子

安良城紅

あやまんJAPAN

アンジュルム

今宿麻美

S.E.S.

MCU

エンジェルスターズ(ささかまリス子/上花楓裏/キャンディスン/舞川みやこ/思春ももせ)

KAMOSHIKA〜STARDUST PLANET・夏Sオリジナルユニット

木更津キャッツアイ feat. MCU

KICK THE CAN CREW

キャイ〜ン

キャンディスン

GOタリモ&ミニカレー

佐咲紗花

Satchomo(サッチョモ)

佐野元春

篠原ともえ

シャロン・アップル

Juice=Juice

私立恵比寿中学

SUPER★DRAGON

鈴木キヨシ(林勇)、高橋イサム(羽多野渉)、佐藤シゲル(寺島拓篤

たこやきレインボー

チエ・カジウラ

超特急

つばきファクトリー

寺島拓篤

中島愛

二階堂千鶴

NO KISS

NOYORI

浜崎あゆみ

ハルカトミユキ

BEAMS 40周年記念プロジェクト

Who's That Girl

真城めぐみ

μ's

渕上舞

FLIP-FLAP

マツリルカ&アリス

道重さゆみ

リア・ディゾン

出演

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ a b “CMJKとPicorinのユニットCutemen、結成25周年迎えて“完全再結成””. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2016年1月15日). https://natalie.mu/music/news/172640 2020年6月12日閲覧。 
  2. ^ “CMJKが18年ぶり一夜限りのConfusion名曲ライブ”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2013年9月2日). https://natalie.mu/music/news/98560 2020年6月12日閲覧。 
  3. ^ “CMJKが明かす、J-POPのサウンド制作最前線「アイドルの仕事こそやりたいことができる」”. Real Sound (株式会社blueprint). (2015年4月18日). https://realsound.jp/2015/04/post-3032.html 2020年6月12日閲覧。 
  4. ^ Secert Savanna (TeaserVideo) - YouTube
  5. ^ Life Goes On (Lyric) - YouTube
  6. ^ @principalcmjk (2020年10月28日). "CMJK自身初のソロアルバムをリリース!". X(旧Twitter)より2020年12月2日閲覧
  7. ^ “エビ中ベストで花嫁衣装、コンプ盤にCMJKの81曲テラミックス”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2016年10月12日). https://natalie.mu/music/news/205083 2020年6月12日閲覧。 
  8. ^ “電気グルーヴが本当に映画化!まりん、CMJK、小山田、サカナ山口ら出演”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2015年7月14日). https://natalie.mu/music/news/153836 2020年6月12日閲覧。 

関連項目・人物

外部リンク